プレスリリース

株式会社クロワッサンが第38回食品産業優良企業等表彰「食品産業部門 」〈経営革新タイプ③〉において、『農林水産省食料産業局長賞』を受賞

株式会社クロワッサン(所在地:福岡県大野城市下大利2丁目18-7、代表取締役社長:山崎貞水)は、 この度、当社主力商品「無塩・低塩パン」における新技術の開発・実用化および新製品の開発が認められ、 第38回食品産業優良企業等表彰(主催:一般財団法人食品産業センター、公益財団法人食品流通構造改善促進機構、後援:農林水産省) 「食品産業部門 」〈経営革新タイプ③〉において、『農林水産省食料産業局長賞』を受賞いたしましたので お知らせいたします。

栄養・健康に配慮された食品の開発

医療機関から必要とされている、無塩・減塩パンを 安定供給するために、大量の生地を保存でき、 大量の受注生産を可能とした。

主な功績の概要
(取り組みの経緯)

●医療機関や塩分摂取制限のあるお客様が必要としている無塩・低塩パンを製造し、病院等への安定供給を実現

●無塩・低塩パンは、保存が難しく大量に作ることが出来なかった。また、小ロットであったり大ロットであったりバラバラで更には塩の分量をグラム単位で変更と 生産管理・納品管理が非常に細やかであり、通常のパンと低塩・無塩パンを同一ラ インで製造した場合、生地や焼成後の見た目で判断することが難しく、医療関係に 納品するには、混在する可能性があるため、危険度が高い。これに対し、大手パン 製造メーカーでは、大量生産を行っており、グラム単位でわかれている低塩パンを 小ロットで生産することができない、また、小規模のパン製造会社では、無塩・低 塩パンだけを作る専用のラインを持っていないが、当社では初期のパン製造段階から通常のパンとは別の専用ラインで行ってきた。

●防腐効果のある塩分に使用制限があるため、通常は日持ちしないが、温度管理と乳酸発酵による抗菌効果で保管と安定運用を可能とした。

●無塩・低塩パンは、病気の方が食べることが多く、その方たちは常に味気のないものを口に運んでいることが多く、当社では美味しく、体に良い、安全、安心をモットーに開発を続けて、今では、無塩と有塩の味の違いが殆どないところまできて おり、喜ばれている。